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2006年6月 3日 (土)

憂鬱な日

今日は快晴!雲ひとつなかった♪

本来なら「夏真っ盛り!」とでも言いたいところだけど・・・でも、実際は風が強く半袖だと肌寒い一日だった。

昨日の天気予報では何と!フランス中央のクレルモンフェラン付近で雪が降るかもしれない!なんて予報をしていたそうだ。

俺の現在いる、南仏でもスペイン寄りのベジエの付近でさえ、この時期で肌身にしみる寒風が吹いているんだから、クレルモンフェランで雪が降るという予報も判らなくないかもしれない。

でも、もう6月に入りこれからどんどん夏に向かって気温が上昇していく中で、この時期に雪が降るのはやっぱりおかしいよね♪

まぁ、ブドウ農家の人は毎年毎年「今年の天気は例年と比べて異常だ!」と口癖のように繰り返すから、俺にも何が例年の気温なのか?実際はさっぱり分らないけどね。

さてさて、今日はどんな出来事があったかというと・・・今日は自分にとって悪夢の日と言ってもイイくらい!本当にしんどかった~。

同時に、ここ最近、ドメーヌが何かに祟られているのかなぁ?なんて思ってしまう今日この頃。

というのは、最近、ドメーヌ内で立て続けに車やトラクター等のメカニック関係のアクシデントに見舞われているからだ。

俺の愛車であったフィアットパンダ4WD(価格1300ユーロ)が、先週ガレージにて廃車宣言されたのを機に、今日までに次々と不吉なメカニックの故障が続いている。

まぁ、俺の車に関してはもともと車種も古いし、本来廃車になって当然な車なのだけれど(日本じゃ間違いなく車検が通らない!)、それ以来、ドメーヌのメンバーの車のトラブル、アクシデントが立て続けに起こっているので、何とも言えない不気味さを感じる。

まずは、オーナーの車、プジョー206。

俺の車が廃車になった日の2日後に、突然ブレーキからエアーが抜けたような音がしだして、ブレーキが上手くきかなくなってしまった。

ちなみにこのプジョーは、2週間前に専門のガレージでオイル交換と全点検をしてもらったばかりだった。

この時は「やっぱりフランス車は信用がおけない!」なんてオーナーも笑顔をつくる余裕がまだあった。

現在、プジョーはガレージにピットイン中。

次に、従業員の一人の車ルノー。

彼は、友人の結婚式に参加している最中に車の盗難に遭い、警察に盗難届を届けたところ、翌日、警察から「街路樹にぶつかり大破してそのまま放置されていた車を発見した」との連絡を受けた。

オーナーのプジョーが故障した2日後の出来事だ。

幸い、彼は車に盗難保険をかけていたので、保険金が下りそうなのだが、でも彼は結局ドメーヌまで来る足がないので、新しい車を見つけるまで現在1週間の休みをとっている。

その次は、またまたオーナーの車、トヨタの4WDプラドである。

彼女は、プジョーとトヨタの2台の車を所有していて、トヨタはメインの車である。

アクシデントは、ついおとといの出来事で、彼女の運転中に突然前後の両車輪がブロックして、ハンドルも思うように切れず、車のタイヤが煙を上げながら急にストップするというものだった。

彼女曰わく「これがまだロータリ内で起こったアクシデントだったから、まだ無事で済んだけど、もし、高速道路内でかなりのスピードを出していたとしたら・・・死んでいたかもしれない」と。

お~コワ!本当に洒落になっていない。

車はそのままレッカーされて、現在トヨタのガレージにピットイン中。

ガレージの人もなぜ両輪が突然ブロックしてしまったのか?原因が分らないそうだ・・・

それにしても・・・世界のトヨタさん!もっとしっかりしてくれよ~!

この2台目のトラブルが起こってからは、一転してドメーヌのみんなの雰囲気が変りつつあった。

オーナーも笑い事じゃない。

「何かに祟られているんじゃないか?」とか「チャンスがない・・・」なんて言っているうちはまだ良かったが、ひょんなタイミングで従業員の一人が「ヨシ(俺のこと)の車が壊れて以来ロクなことが起きていなんじゃないか?ヨシには気をつけた方がいい!」なんて言い出したから、最悪・・・矛先は一斉に俺にむけられる始末・・・

(全くジョーダンじゃねーゼ!)と内心思いながらも、「俺が不幸の根源!」なんて、むしろ逆に開き直って、忌み嫌って微妙に距離を置くみんなに近づいては、彼らの嫌がる反応を楽しんでいた。

ここまでは、もちろん俺も自分に全く非がないから、彼らの悪い冗談も平気だったし、みんなも半分悪ふざけで俺をからかっているという認識はあった。

・・・でも今日の今日、偶然というか何というか!ドメーヌのトラクターともう一人の従業員の車が立て続けに故障して動かなくなってしまったから、アンラッキーというか、本当に悪ふざけじゃ済まなくなった。

みんな口に出さないが「やっぱりアイツのせいか・・・」というような顔で俺を見る。

気分はまるで、いつの間にか勝手にオオカミ少年に仕立て上げられた!?ってそんな気分。

よりによってこんなタイミングでトラブルんじゃないよなぁ~全く!エライ迷惑だぜ!

本当はもしかしたら俺に責任があるんじゃないの!?なんて俺までも思ってしまうじゃないの・・・とほほ。

前説が長くなってしまったが、そんな訳で今日は本当にしんどかった~!

トラブルを人のせいにされるという、まるで根拠のない避難による精神的なストレス+肉体的にも本当にクタクタな1日だった。

トラクターが故障したことによって、本来トラクターがすべき仕事のひとつスッフル+ボルドー液散布ができなくなったので、結局一人一人がタンクを背負ってマニュアルで散布することになった。

今日は快晴で絶好の散布日和~って言いたいところだけど、残念ながら強風が吹き荒れていたので、結果的にこんな日は散布に適さない。

風のせいで、ブドウの葉や枝に十分に散布しようにも、霧状の液が流されて思うように散布できない。

散布の量だけ見たら、ブドウの樹よりもむしろ俺自身が全身に散布液を浴びて、メガネが曇って見えないくらい不健康な1日を過ごした。

作業も、通常、トラクターが1時間で散布し終わるところを、今回は4人で丸1日かかってしまった。

大幅な時間のロスだし、それに20kgの重量があるタンク(液が入った状態で)を担いで、でこぼこした足場の悪い畑の中を往復するのは、本当に息が上がる。

天候も良く作業も順調に進んで、機械の調子もまったく問題のない時は、農作業も楽しいな~♪と鼻歌まで出るんだけど、反対に悪天候や機械の故障などで、余計に仕事の負担がかかる時ほど憂鬱な時はない。

そして、今日はその憂鬱な日にさらに輪をかけたような辛い日だった。

明日はイイことがあるように♪

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